フランスに来て半年が過ぎました。いよいよフランスではクリスマスを迎える12月。
日本のクリスマスケーキと言えば、丸いタイプの生クリームやチョコ生クリームのデコレーションケーキが主流ですが、フランスのクリスマケーキと言えば、何と言ってもビュッシュドノエル (Buche de Noel) 。
ビュッシュ・ド・ノエルは、ブッシュ・ド・ノエルとも言いますが、フランス語で「ノエル」が「クリスマス」、「ビュッシュ」は「木、丸太」で「クリスマスの薪」の意味になります。
その名の通り薪や切り株の形をしてるケーキです。フランスでは、クリスマスの定番ケーキです。
ですから、私もトリアノンでは、クリスマスの時期に、たくさんのビュッシュドノエルを作りました。
 

ビュッシュドノエルの起源は、諸説あるのですが、
一つには「キリストの誕生を祝い、暖炉で夜通し薪を燃やした」ことに由来するとも言われていますが、クリスマスがキリスト教以前の北欧の古い宗教的慣習を起源とする説も存在します。
太古の昔、火というものを知らない人類の祖先は、夜の闇を恐れおののき、暗闇の中の猛獣の唸り声が、更なる恐怖を呼び起こし悪魔・悪霊を生みだしました。
そういう人類が、火を使う事を覚えると、夜は、暗闇の世界ではなくなり、得体の知れなかった悪魔や悪霊を連想させた猛獣や野獣を追い払う事ができたのです。そういう理由で、今でもハロウィンでは、大きな焚き火をして悪霊払いをします。また、その消し炭を家内安全のお守りにしました。そういう歴史の営みの中で、消し炭は災厄をはらう縁起物のひとつとなり、特にクリスマスには消し炭が、無くてはならないものとなったのです。この縁起物の消し炭をかたどって作られたのがビュッシュドノエルなのです。
また、ビュシュドノエルには、必ずと言っていいほど「きのこ」が飾られています。
昔の人は、何も無いところから無数に生えてくる「きのこ」を食べると子宝に恵まれると考えました。

子孫繁栄の象徴である「きのこ」を飾った縁起物のビュシュドノエルは、フランスでは欠かせないクリスマスケーキとして今でも作り続けられているのです。
12月に入ると街のあちこちにクリスマスを祝うイルミネーションやクリスマスのディスプレーが目立ち始めます。まるで街中がクリスマスという雰囲気。
そういう風景を見ながら歩いていると何か幻想的な気持になってきます。
日本ではクリスマスというと、とても楽しく、賑やかなイメージですが、フランスのクリスマスの印象は、とても静か。ほとんどの人が、クリスマスには、家族や親戚と一緒にゆっくり聖夜を過ごします。
 
 
 
フランスに滞在中は、古城がロワール渓谷に集中している為に、多くの古城を見て歩きました。
今回は、3回目 フランスのロワール渓谷にあるシュノンソーという村にある城です。
城内にロワール川の支流であるシェール川をまたがるように建てられ、広大な庭園の中に気品を漂わせてたたずむ白い城館。代々女性が城主であったため「6人の奥方の城」の別名があります。
永遠の美女といわれたディアーヌ・ド・ポワティエは、20歳も年下のアンリ2世の愛妾であり、城の2番目の城主として本格的な庭園とシェール川にかかるアーチ形の橋を付け加えました。
1576年、女性城主の中のひとり、カトリーヌ・ド・メディチは、シェール川に架かる橋を改築し、ギャラリーを建てさせました。
長さ60メートル、幅6メートルのギャラリーには18もの窓があり、明るい日差しに満ち、白黒のタイル張りの床、と梁のある天井が特徴的です。
このギャラリーは数々の華麗な舞踏会の舞台となったそうです。

シュノンソー城は、
私の一番好きなお城でした。

ルーヴル美術館は、パリにあるフランスの国立博物館。パリの有名な観光ルートのひとつです。
パリの中心部、セーヌ川の右岸に位置し、ルーヴル宮殿の大部分を美術館が占めています。
起源は12世紀末に建造の始まったパリの街を守護するための要塞であり、時代の移り変わりと共にフランス王家の宮殿、そして美術館へと変わってきたのです。
アメリカ合衆国ニューヨークにあるメトロポリタン美術などと並んで世界最大級の美術館の1つであるとともに、アシュモリアン美術館(1683年)や、ドレスデン美術館(1744年)、バチカン美術館(1784年)と並んで、ヨーロッパで最も古い美術館の1つに数えられます。
創立者はナポレオンの外交官であったヴィヴァン・ドゥノンで、所蔵品には「ミロのヴィーナス」や「モナリザ」など世界的に有名な絵画や彫刻など多岐にわたっています。

   
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